所属選手だった、人気お笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭一(38)
チームの遠征先の北海道・函館市内のホテルで未成年の少女に飲酒させ暴行したとされる事件が発覚。欽ちゃんはチームの解散を発表した。だが、存続を願う全国からのFAXやメール、署名運動が殺到。悩み抜いた末に解散を撤回した。その後も、所属選手である元オリックスの藤本博史(30)ら、2選手の事件関与疑惑も浮上するなどチームは揺れに揺れたが、この日、欽ちゃんは改めて「GGをやらせてもらいます」と宣言した。
紆余(うよ)曲折を経て迎えた一戦。だからこそ、勝たなければならなかった。不祥事を起こした山本に対しても「彼たちは申し訳ないという気持ちでいるだろうし、吹き飛ばすような勝ち方をしたかった。山本には、悲しみの涙にしろ喜びの涙にしろ、どんな形でもいいから泣いていてほしい」。欽ちゃんは、そう訴えかけた。
コールド発進で初出場した昨年と並ぶベスト8。だが「こんなもんじゃ済まない。気持ちのいい魂を見せて、みんなに恩返ししたい。もっと勝って大きな万歳をしたい」。欽ちゃんは12日の準々決勝に向けて意気込む。「前は目的地がバラバラだったけど、今は皆一緒。いい音出して走ってるぞ」。生まれ変わった夢列車は、ファンのために走り続ける。